ローソク足のヒゲの見極め方
日本発祥のインジケーターとして海外でも用いられているローソク足ですが、単なる折れ線グラフと異なり相場の方向性や勢いをひと目で把握できる優秀な分析ツールとなっています。
特にその場の流れをつかむことが重要なFXではほぼすべての人がローソク足を使われているのではないでしょうか。
中でも下ヒゲ、上ヒゲが明確な売買のサインとして紹介されますが、これ単体では精度があまり高くないということに注意が必要です。
実際に下ヒゲができたときも続けて下げや下ヒゲになるというようなだましが発生することが多く、ヒゲの有無だけを重視してポジションをとると、おそらく負けることになるでしょう。
ヒゲができてから重要になるのは実は次の時間足で、その挙動によって次の方向性を見極めやすいです。
とくに連続してヒゲができた場合、もみ合いになっているのでどちらに飛ぶかわかりません。
逆に次の時間足の値幅が小さければ大きくリバる可能性があります。